パラブーツのCASTEL(キャッスル)を個人輸入しました

Parabootのキャッスル(CASTEL)
久しぶりにイタリアのEbayでParaboot(パラブーツ@paraboot_france)の革靴を購入いたしました。パラブーツの革靴は2年半ほど前に同じくEbayで購入しており、今回で2足目となります。この新品箱付きの革靴はCASTEL(キャッスル)と呼ばれるワーカー シューズのモデルであります。

参考までに最初に雨天用として購入したパラブーツのモデルは具合が大変よろしかったので、最近は雨天以外でも着用しております。その関係でカジュアルでも着用できる雨天用のヘビー デューティーな革靴を探していたところ、今回のキャッスルにたどり着きました。


パラブーツのキャッスル(CASTEL)
キャッスルは2016年から国内で正規販売が開始された模様です。パラブーツの本国であるフランスでは、郵便配達員さんなどのお仕事用の革靴らしく幅広でシンプルなデザインです。またウィリアムやシャンボードなどのモデルと同様の堅牢なノルウィージャン製法を採用しています。

パラブーツのキャッスル(CASTEL)
国内定価が税込み58,320円のこのモデルは、140ユーロ+10ユーロ(送料)の合計150ユーロ(約19,400円)で販売されておりました。新品箱付きでこの価格は魅力的であったものの、サイズが5.5UK(24.5cm)の1点のみで前回のモデルよりハーフサイズ小さく少々迷いました。

パラブーツのキャッスル(CASTEL)
試着などでサイズ チェックをしたところ、私の通常サイズである6UK(25cm)は幅や高さはピッタリであるものの、踵が5mmほど長い印象でした。私の足は幅広・甲高・小踵の三拍子が揃っているので輸入革靴が合いにくいのですが、UK6の踵の遊びが気になったので5.5UKでも大丈夫と判断しました。

パラブーツのキャッスル(CASTEL)
実際に購入したキャッスルは6UKとほぼ同じサイズ感ですが、6UKと比較して踵の遊びが少ないのでジャストサイズといった印象です。またノルウィージャン製法を使用したモデルは、経年で中底が全体的に沈む傾向があり、また皮革も伸びやすいようなので少々キツめですがこのサイズで正解であると思います。

パラブーツのキャッスル(CASTEL)
もし踵の側面に靴擦れが発生する場合、踵部分に1~3mm程度の中敷きを入れると解決する場合があります。経験上、このタイプの靴擦れは靴の内側にパッドを貼っても修正できません。しかし足で擦れる部分が1mmであっても下に移動することで、擦れが解消されることもあります。

パラブーツのキャッスル(CASTEL)
着用感は現時点では右足の小指が少々当たる感じですが、これは私の足型では良くあることで履き続ければ皮革が伸びると思われます。また紐をしっかり締めた状態で羽の間には隙間が十分あります。ただし靴紐が少々地味な感じなので、他の色や革紐などに交換するかもしれません。

皮革はLISレザーとの記載がありますが、ワックスを含むワキシーレザーと呼ばれるものであるかは不明です。しかし国内の店舗で見かけたキャッスルは、白くワックスが浮き出ていたので恐らく同じワキシーレザーと思われます。以上のようにこのキャッスルは当初の150ユーロ(約19,400円)で購入し、注文から到着まで約1週間を要しました。また今回は関税の支払いはありませんでした。

注:)2019年より発効した日欧EPAにより、革靴の関税は段階的に廃止される予定です。2019年8月の時点において革靴が欧州原産であることを証明する書類などがあれば、購入金額の17.7%が関税として適用される場合もあるようです。



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