靴紐を染めてみました

始まりは5年ほど前に購入したStefano Branchiniの革靴の靴紐が汚れてきたのがきっかけでございました。同ブランドの一部モデルでみかける靴紐は太めの組紐で、先端部分には皮革が巻きつけてあります。したがいまして、おいそれと簡単に外すわけにはまいりません。

しかし靴紐を通したまま靴にワックスを塗布すると、靴紐に付着して汚れることが避けられません。靴紐自体は最初からある程度汚れ加工が施されているのですが、それも限界を超えた感じなので思い切って靴紐を外して洗ってみました。汚れはある程度落ちたのですが、そのまま戻すのは芸が無いので家にあった青い染料で以下のように染めてみました。


ご覧のとおりの見事な失敗でございます。染め方もわからないので適当に染料を水に溶かしてみたところ、中途半端な出来上がりとなりました。さすがにこのまま戻すわけにはいかないので、市販の青い染料を購入して再挑戦することにいたしました。


評判などを聞いて東急ハンズで購入したのはDylon(ダイロン)の染料でございます(オーシャン ブルー)。ついでに色落ちを防ぐためにカラーストップも購入しました。靴紐ということで容量を5分の1にして濃度は同じにしました。最初は割り箸で靴紐を動かして染めたのですが中途半端にしか染まりませんでした。したがってもう一度染めようと思い、2回目はゴム手袋をはめてグリグリと靴紐をシゴいて染料を染み込ませました。


これ以上は染まらないと思われる状態まで染色し、最後にカラーストップで色止めをしました。そしてここからが面倒な手順になります。靴紐先端のバラけた部分を切断して紐穴に通しやすくします。靴紐を通し終わったら皮革を巻き直すのですが、最初にホチキスで皮革を靴紐に留めてその上から皮革を巻いて最後に接着剤で固定します。ちなみにホチキス留めは靴屋さんに教えていただきました。


出来上がってみますとコレジャナイ感が強く漂っております。もう少し深い青にしておけば良かったと思いましたが、時すでに遅しであります。やらなきゃ良かったとは言いませんが、やる必要はそれほど無かったといった印象です。ちなみに靴紐を通す穴が小さすぎて、通すのに20分もかかりました。爪楊枝を使用したので指先が痛いのであります。


しかしこういったこともあろうかと、事前にis-fit(イズフィット)のオーガニック・コットン靴紐の120cmを400円で購入してありました。この靴紐はStefano Branchiniのものより少々細いのですが同じ組紐で、先端を切って加工すれば同じような見た目になります。現時点においては労力を考えると再び交換する気にはなりませんが、青に飽きてきたらこちらの靴紐に交換しようかと考えております。

参考までにStefano Branchiniの革靴の一部モデルは、過去にBettanin & Venturiのファクトリーで製造していたと伺いました。確かにノルベジェーゼ製法の10万円を超えるモデルは、両ブランドとも似たような外見が見受けられます。そして靴紐でありますが、少なくともStefano Branchiniにおいては単体販売されておりません。




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