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THE GIGIのリネン テーラードジャケットを購入しました

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去年から夏向けの麻素材のテーラードジャケットを探していたのですが、ようやく条件に合うものを YOOX「広告・PR」 において購入いたしました(送料込27,600円)。もう少し値下がりするのを待とうかとも考えたのですが、84%オフは同サイトの限界値引き率に近いので購入に踏み切りました。 THE GIGI(ザ・ジジ)は2014年に設立されたイタリアのブランドで、国内では各セレクトショップなどで取り扱いがあります(オフィシャルサイトは停止中)。そして同ブランドはスーツ・テーラードジャケット・パンツを中心として展開しています。 今回購入したテーラードジャケットはLuigi Parisotto(ルイージ パリゾット)のリネン生地を使用しております。縫製も随所に手縫いの形跡が見られ、高級ラインの製品といった印象です。 この生地は比較的厚手なので重量感があり、リネン特有のシワも良い感じで付きそうです。このシワによってリネン素材のテーラードジャケットは外観が渋くなり、その変化も楽しめることが今回購入を決めた理由でもあります。 ちなみにYOOXでは、テーラードジャケットやスーツの別途梱包された袖ボタンは取り付けられた状態で販売されています。したがって購入後に袖の長さを詰める場合、肩から詰めるなどの修理が高額になることがあります(1万円~)。 今回のテーラードジャケットの袖ボタンは本切羽(開き見せ)で仕上がっていました。これが最初からの仕様なのかYOOXで本切羽仕上げにしたのかは不明ですが、いずれにしても少々長いので袖先から2cm詰めることにしました。

スーツとタートルネックのコーディネートはカジュアル スタイル限定

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ビジネススーツとカジュアルスーツは別物でございます。例えば上記のような高級スーツ(セールで購入)であっても、外観上カジュアルスーツに分類されます。しかしながら多くの方々はこれらを混同されているようです。 ビジネススーツにはウール素材・ダークネイビー(暗色)またはグレー・細いストライプといった制限があります。そしてコットン素材・ブラウン・ウィンドウペーン(格子柄)などはカジュアルスーツに分類され、一般企業にお勤めの方々には向きません。 そもそもスーツ=ビジネスというのはひと昔前の固定概念であり、これが「ビジネス スーツにタートルネックはアリか?」といった意味不明の議論の原因となっています。そして結論から言えば「無し」ということになります。 タートルネックはカジュアルアイテムなので、一般的なビジネススタイルとは相容れません。しかも冬季はシャツ+ネクタイのビジネススタイルが確立しており、あえてカジュアル寄りのスタイルに変更する意味もありません。 その一方で冬用のカジュアル スーツの場合、タートルネックは非常に合わせやすいアイテムと言えます。何故ならフランネル素材などの起毛素材スーツは、ネクタイやシャツが合わせにくい上に選択が難しいからです。 ウール素材のカジュアルスーツの場合、黒タートルネックと黒革靴の組み合わせが最も容易です。この2つのアイテムは合わせるスーツの色や柄を選びません。そしてこれがシンプルで見栄えのする基本のスタイルになります。 白タートルネックも黒と同様にスタイリングが容易です。白の場合は黒より柔らかい印象になるので、婚活などの初対面の女性と合う際などに適しています。いずれにしても、黒と白のタートルネックはハズしようがない鉄板アイテムです。 冬用テーラードジャケットもインナーの選択が難しいアイテムです。これもタートルネックと合わせることで、比較的容易にスタイリングを向上させることが可能です(上級者向け)。 オシャレに関心が高くカジュアルスーツやテーラードジャケットをお持ちの方々の場合、タートルネックは容易に取り入れることができると思います。逆にそうでは無い方々の場合、タートルネックは特に必要としないアイテムです。 【関連記事】 ラルフローレンのスーツを購入しました

Thom Sweeneyのテーラードパンツを購入しました

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近年見かけるようになったアイテムのひとつにオーダーパンツがございます。これはオーダースーツと同様に、採寸をして縫製を行うカスタムフィットのパンツです。価格は10万円前後といったところで、ファッションを知り尽くした方々に人気があるようです。 そしてテーラードパンツと呼ばれるドレッシーなシルエットのパンツも増えてきました。このパンツはスーツと同様の高品質の素材を使用し、オーダーパンツに近い手法で作られています。そして価格帯は5万円からスタートといった印象です。 いずれのパンツもフォーマル寄りの特徴を備えており、テーラードジャケットとの相性も良いので上級者の方々向けであります。しかし普段使いするには少々お高いと考えていたところ、通販でお手頃なものを見つけたので購入してみました(送料込17,610円)。 Luxury Menswear & Bespoke Tailoring | Thom Sweeney 2009年にロンドンで設立されたThom Sweeney(トム スウィーニー)は、英国のビスポーク テーラーブランドとのことでございます。現時点において同ブランドは日本国内に販売代理店は存在せずまた、過去に取り扱われていた形跡も見当たりません。 今回購入したパンツは100%リネン素材で、水牛ボタンや手縫いなどが随所に見受けられるハンドメイド仕様となっております。参考定価は10万円程度と予想され、夏向けの高級感あふれるパンツです。 当初はセットアップスーツのパンツのみを別売していると考えたのですが、その場合はフロント ジッパーになっていることが多いので、恐らくこのパンツは同じ素材とデザインでテーラードパンツに仕上げたものと思われます。 内側の腿部分にはポリエステル素材の当て布が取り付けられ、これは発汗による不快感を低減するためのものと考えられます。そして今年の夏は、主にテーラードジャケットと合わせるスタイルで使用することを予定しています。

ブルージーンズ以外と合わせるパーカーのメンズコーディネート

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パーカーはカッコ良く着こなすことが難しいので、特に必要としないカジュアルアイテムです。しかしながら当ブログをご愛顧頂いているファッションメディアや各地のアパレルショップなどの方々はそうも言っていられないので、これはそういった皆様向けの記事です。 アメリカ由来のパーカーは同国においてカジュアルアイテムとしての地位を確立し、それを着用したスタイルはスーパーカジュアルに分類されます。またそのゆったりとしたシルエットは、肥満大国アメリカにおいて重宝されているアイテムでもあります。 一方である程度の見栄えを気にするコーディネートにおいては細身のシルエットのほうが使いやすいので、ウエスト部分のたるみを少なくする必要があります。その意味においては、ワンサイズ下げて体にジャストフィットさせる方法も有効です。 またアメリカン カジュアルスタイルがダサく見えるのは、何にでもスニーカーを合わせるのが一因です。それを昇華(「格上げ」は下品な表現)させるためには、シルエットを絞った上でブーツなどの革靴と合わせると良いと思います。 上半身を細くすることにより、上記の写真のような緩めシルエットの代表であるカーゴパンツでもある程度スタイリッシュに見せることができます。その場合でも、裾のダブつきは可能な限り排除する必要があります。 ブルージーンズやチノパンと合わせると、それらがどんなに高価なブランド品であっても普段着にしか見えません。元来インディゴブルーは色合わせが難しく、チノパン自体もあまりカッコ良く見えないアイテムなのでジーンズの代替とはなりません。 ブルージーンズと合わせるのであれば、外観上はニットウエアと大差はありませんがウールパーカーのほうがスタイリッシュに見えます。ただしアウターとしては風を通すので肌寒く、どちらかと言えばインナー向きです。 ホワイトジーンズはブルージーンズと異なり、様々なデザインや色のパーカーと合わせることが可能です。加えてホワイトジーンズはアメリカでは不人気であるため、それに影響された日本においてもあまり見かけないので差別化を図ることもできます。 キレイめファッションと呼ばれるスタイルがお好みの方の場合、フランネル素材などのドレッシーなパンツと合わせる方法もあります。これは意外と難易度が低く、適切なパーカーを選択すればスタイリ
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